こんにちは。Hisashiです。普段はApple製品を愛用しています。
使用しているのはiMac、MacBook、iPhone11pro、iPad Proです。
本の自炊についてまとめていきます。
こんな方におすすめ
- iPadで資料を持ち歩きたい人
- 持っている本をデータ化してiPadで持ち歩きたい人
- iPadでペーパーレス生活を送りたい人
本の裁断
データ化したいものの状態が本か紙かでスタートが変わります。
本からスタートする人はここから。紙の人は読み飛ばしてください。
データ化するためには、まずは本の裁断が必要です。
裁断機は必須ですね。
僕が使っている裁断機は PLUS の PK-213 です。
1度に60枚まで裁断できるので、薄い本なら一発でいけます。
専門書などの厚めの本の場合は、普通のカッターナイフで細かく分けましょう。
カッターで切り分けるのはちょっと大変ですが、できるだけ細かく分けるのが、綺麗なデータ化に繋がります。
裁断機を使って、上手く背表紙を切り落としましょう。
裁断機に関して、種類別のオススメをまとめているので、こちらも参考にどうぞ。
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【2020年版】自炊用裁断機比較!目的にあった裁断機を選ぼう!
続きを見る
また、裁断の具体的は方法はこちらの記事を参考にして下さい。
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本の自炊をしたい人へ。裁断の方法を8枚の写真を使って紹介します。
続きを見る
少しでもお金をかけずに自炊したい人は、キンコーズなどの裁断サービスを利用するのも良いです。
少しだけの裁断なら、裁断機を買うよりも安く済ませることができます。
裁断機で切り終わったら、次はスキャンの行程です。
スキャンしてPDFデータへ
紙の状態からスタートする人は、ここからです。
本を裁断できた人は、紙の状態になっていると思います。
全てのページがバラバラになっていることを、まずは確認しましよう。
バラバラになっていることが確認できたら、次はスキャンです。
僕はFUJITSUの ScanSnap ix1500 を使っています。
ワイヤレスでPCと接続でき、クラウドサービスもあるので便利です。
スキャンする際に、カラー設定を自動ではなくカラーにしておくのをオススメします。
30枚程度なら一気にセットできますが、それ以上は入りません。
連続してスキャンさせた方が、最初から1つのPDFファイルにまとまるので、あとの編集が楽です。
セットした分がなくなる直前に、上手く次の分をセットし、連続してスキャンさせましょう。
スキャンした後は、PDFデータをOCR処理
スキャンしてPDFファイルにできただけで満足してはいけません。
スキャンしただけのPDFファイルでは、文字認識されておらず、文書内の文字検索ができません。
OCR処理と言って、ファイル内の文字検索をしておくと便利です。
ScanSnap ix1500 では、無料のOCRソフトが付いているので、1クリックでOCR処理できます。
スキャン後は必ずOCR処理しておきましょう。
スキャンからOCR処理までの方法は、こちらの記事にまとめているので、参考にどうぞ。
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ScanSnapix1500の簡単な使い方。スキャンからOCRまでを、9枚の画像で解説します。
続きを見る
完成したPDFデータの管理方法
ここまでで大量の本や書類をPDFデータ化できました。
実際やってみると、結構疲れる作業なので、ここまでで満足してしまいそうになります。
しかし、自炊の目的はiPadで活用することなので、ここで満足してはいけません。
大量のPDFデータができると、その管理を上手くやる必要があります。
僕はMacBookでもiPadでもPDFファイルを閲覧することがあるので、iCloudにフォルダ分けして管理しています。
こういう時にApple製品で統一していると、全てのデバイスからアクセスできるので良いですね。
裁断後の本はどうするか
裁断した後の本は、ぶっちゃけ要らないです。
バラバラになっているので、保管するのも面倒だし、自炊した後は見ることもないです。
自炊している僕の友達は、もったいないと思いながらも全て捨てているそうです。
僕も最初は捨てるつもりで自炊作業を始めました。
でも、やっぱりもったいないですよね。
そこで考えた結果、メルカリやラクマで売ることにしました。
自炊はしたいけど裁断機がない、そもそも本も持っていない、という人のために、フリマアプリで安く販売しています。
売るときは裁断していることが確実に相手に伝わるようにしないといけません。
普通の本と思われたら、大変ですからね。
自炊したPDFを売ることはいけませんが、本そのものを売ることは問題ないです。
フリマアプリで売る場合は、著作権など注意してくださいね。
売れた後の梱包・発送方法は、こちらの記事にまとめているので、参考にどうぞ。
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メルカリ・ラクマでの、本の梱包から発送までの簡単な方法。気を付けたいポイントも紹介します。
続きを見る
本の自炊に必要な行程とは
ここまでで、本の自炊に必要な行程をまとめました。
まとめ
- まずは本を裁断してバラバラの状態にする。
- スキャナーでスキャンしてPDFデータへ。
- スキャンしたPDFデータをOCR化して、文字検索可能にする。
- OCR化したPDFデータは、iCloudにフォルダ分けして管理。
- 自炊が終わって不要になった本は、フリマアプリで販売する。
これでiPadにあらゆる本を入れて、持ち歩くことができます。
ぜひ参考にしてみてください。