ScanSnapix1500の簡単な使い方。スキャンからOCRまでを、9枚の画像で解説します。

2020年4月26日

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"ScanSnapってどうやって使うんだろう"

こんな疑問を抱えている人向けの記事です。

これを読めば、僕が普段行っているScanSnapの活用方法がわかります。9枚の写真を使って紹介しています。

この方法で綺麗にPDF化して、タブレットで大量の本を持ち歩くことに成功しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

ScanSnap ix1500の特徴

僕が使用しているスキャナーはFUJITSUの ScanSnap ix1500 です。

まず初めに、ScanSnap ix1500の特徴を紹介します。

 

4.3インチのタッチパネルが搭載されている

本体前面に、4.3インチのタッチパネルが搭載されています。

タッチパネルで確認しながら、スキャンの設定を変更できるので、初心者でも簡単です。

タッチパネル操作のみで使えるので、PCやスマホがなくてもスキャンできます。

 

ScanSnap Homeで一元管理が可能

スキャンしたデータは「ScanSnap Home」という専用ソフトウェアで一元管理できます。

スキャンしたデータの、閲覧・編集・管理・検索・外部アプリへの転送などが可能です。

OCR処理もここで行います。OCRの方法については本記事のあとで解説します。

 

PDFファイルのタイトルを自動で生成してくれる

スキャンした書類に書かれている日付や文言から、自動的にファイル名を生成してくれます。

「20200101_〇〇〇〇」

といったように、"年月日→タイトル" の順で自動生成されます。

ファイル名をつけるのは面倒なので、かなり便利な機能です。

しかも日付が入るからソートも楽です。

 

高速起動であり5GhzWi-Fiに対応している

給紙カバーを開ければ、もう電源が入っています。一瞬です。

Wi-Fiは2.4Ghzだけでなく、5Ghzも使用可能なので、データの転送も早いです。

 

縦筋軽減とクリーニングアラームの機能が付いている

しばらく使っていると、汚れがついてスキャン時に縦筋が入ることがあります。

この縦筋を軽減する機能がついています。

クリーニングが必要な時も教えてくれます。

クリーニングと言っても、レンズやローラーを拭き取るだけです。

 

ScanSnap ix1500の使用方法

ScanSnap ix1500です。僕は白にしました。

 

カバーを開けると電源が入ります。

タッチパネルがつくのですぐわかります。待ち時間なく、ストレスフリーです。

 

タッチパネルの設定は、一番右の「書類を保存」タグでOKです。

デフォルトでは

カラー:AUTO

印刷面:片面

精度:AUTO

になっているため、変更します。

 

カラーは「自動」ではなく「カラー」を選択しましょう。

自動にすると、白黒と認識された場合に、色調が変わって違和感がすごいです。

 

読み取りは原稿に合わせて設定して下さい。

本は基本的に両面印刷なので、自炊する場合は「両面」の一択ですね。

ちなみに、白紙と認識されたページはスキャン時に自動的に省かれるので、片面の書類を両面でスキャンしても、同じ結果になります。

 

画質設定はお好みで選択して下さい。

高画質にすればするほど、スキャンする速度が遅くなります。

僕は面倒なので自動のままにしています。おそらくノーマルでスキャンされていますが、読むのには全く問題ありません。

 

3つの設定が終わったら、用紙をセットして「Scan」を押すだけです。

 

実際にセットするとこんな感じ。

50枚くらいしか入らないので、なくなる前に上手く次を入れましょう。

 

設定をもう一回まとめておきますね。

カラーモード設定:カラー
読み取り面設定 :両面
画質設定    ;自動 (お好みで変更して下さい)

 

ここまででスキャンは完了です。

給紙のやり方は、何回かやれば慣れます。

2,3の失敗は諦めてやり直しましょう。

 

ScanSnap Home を使ってOCR処理

OCRってなに?

初めにOCRについて簡単に説明しますね。

OCRとは、「Optical Character Recognition」の略で、日本語だと「光学文字認識」です。

簡単に言うと、スキャンした本を文字検索するようにすることです。

文字検索できるかどうかで、使い勝手がかなり変わるので、必ずOCR処理をしましょう。

詳しく知りたい人は、FUJISTUのサイトを参照して下さい。

 

OCRに必要なソフトをダウンロードする

まずはこちらからドライバをダウンロードしましょう。

ダウンロードするのは「ABBYY FineReader for ScanSnap™」です。

これがOCRに必要なソフトです。

OCRソフトは様々な種類がありますが、僕はこれで十分満足できます。

 

ScanSnap Home 上でOCR処理はワンクリックで可能

ScanSnap Homeで、対象となる文書を選択します。

"右クリック → 検索可能なコンテンツに変換"

これだけでOCR処理ができます。

右側の基本情報欄の「検索可能なPDF」が ”はい” になれば処理完了です。

簡単ですよね。

 

これでスキャンとOCR処理は終了です。

もう本の自炊は完了ですね。タブレットに入れて持ち歩けば、いつでもどこでも本を読むことができます。

しかも検索機能付きです。紙と違って、書いてある部分を探す必要がないので便利です。

 

ScanSnapの使い方がわからない人は、ぜひ参考にして下さいね。

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